御三家を目指す中学受験サポート

開成合格までサポートした時の雑感ブログです

中学受験の自走と伴走④【伴走のメリット】

今度は伴走のメリット・デメリットの雑感です。我が家は自走がメインだったので想像でしかありませんが・・・。


■ メリット

① 限界を突破した勉強ができる

勉強量は子供任せでは限界があると思います。しかし親が横についていれば限界突破は可能だと思います。まだまだ小学生なので親の影響力は絶大(?)であるため、ある程度は親の意向通りに勉強を進めることが可能かと思います。親子喧嘩が絶えないケースも多い気もしますが・・・。


② 親が戦略を立てやすい

原則は塾に任せるのがベースかと思いますが、弱点強化をしたり得意科目を伸ばしたかったりと家庭の考えは様々。もし家庭毎の戦略を実現させようとするなら伴走は必須だと思います。

例えば中学への算数などのハイレベルな問題集。我が家でも少し取り組みましたが、2ヶ月程度で挫折しました。中学への算数はサピの復習よりも楽しかったようで、気が付くとそっちばかりやってしまい家庭学習が疎かになってしまったので親がストップさせた形です。子供任せにしてしまうとこのようなリスクが伴うので、プラスアルファの勉強をさせるなら親がある程度管理をしてバランスをとった方が安全なように感じます。


自己管理をしながら平常授業プラスαの勉強を出来る小学生はかなり少数と思います。換言すれば親の管理をしっかりすれば実現可能ということなので、親の力量次第でかなり子供の実力をつけさせてあげられる気もしています。



中学受験が『親子の受験』と呼ばれるなら、伴走スタイルは凄く良いように思えます。親の苦労もあるでしょうが、得られる成果も大きいと思います(成績向上であったり、勉強時間の限界を引き上げだったり)。