御三家を目指す中学受験サポート

開成合格までサポートした時の雑感ブログです

テスト結果で一喜一憂のすすめ

2023年受験のサピックス生は先日組分けテストがあったようです。

Twitterなどでは残念な結果を悔やんでいる様子をよく目にしますが、まだ焦る必要はないと思います。参考までに我が家は以下のような感じでした。


■ 6年前期
最高偏差値:60台後半
最低偏差値:50台中盤

■ 6年後期
最高偏差値:60台後半
最低偏差値:60台前半

前期は実力が安定していませんでしたが、後期はだいぶ崩れにくくなってきた印象です。


5年以前よりフルスロットルで頑張ってきたトップ層でない限り、実力が上位で安定することは難しいと思います。6年でギアを上げたなら、まだまだ穴が多くて当然。これからが勝負と割り切っていけば問題ない気がしています。

以下、我が家がテスト結果を受け入れる際に心掛けた事を参考に記しておきます。


① 一喜一憂を受け入れる
よく「一喜一憂はしてはいけない」と聞きますが、我が家は一喜一憂していいと考えていました。本気でやっているなら一喜一憂はして当然。むしろ本気の証明だと堂々と受け入れるようにしていました。


② 翌日までに立て直す
入試本番は過密スケジュールです。

例えば2月1日から3連戦する場合、『1日・2日不合格での3日目受験』なども十分に考えられる話です。そういった時に備えて『メンタルを修正するトレーニング』が必要だと考えていました(その時に動じない精神力を習得するのは困難だと思っていました)。

そのトレーニングとして重視していたのが『組分け・マンスリーで一喜一憂した後の立て直し』です。気持ちを爆発させた後は当日中に冷静さを取り戻す。もしくは気持ちに火をつける。そして課題分析などを可能な限り早く行えるように心掛けていました。メンタルを修正する方法は各家庭で異なると思いますが、入試本番に備えて『メンタルを修正する技術』を身に着けておきたいと考えていました。

こう考えた場合、一喜一憂はNG行為ではなく前提行為となります。そのため我が家では『一喜一憂はしても問題ない』と考えるようにしていました。



まだまだ成績は安定しない時期だと思います。思い切り一喜一憂し、翌日までには気持ちを切り替えるようにしてみては如何でしょうか?